====== samba over SSH ====== VPSのprisoner:desktopにsambaを導入し、ssh越しで使用する。 ===== クライアント Windows 7の設定 ===== [[http://sumofungus.wordpress.com/2010/07/23/ssh-tunneling-samba-on-windows-7/|ssh tunneling samba on windows 7]]の通りに設定する。 ==== ループバックインタフェース設定 ==== ループバックインタフェースを追加、設定する。 * デバイスマネージャにて「ネットワークアダプター」を選択し、メニューから「操作」->「レガシハードウェアの追加」を選択する。 * 「一覧から選択したハードウェアをインストールする。」を選択して、「次へ」を押下する。 * 「共通ハードウェアの種類」で「ネットワークアダプター」を選択して、「次へ」を押下する。 * 「製造元:Microsoft」、「ネットワークアダプター:Microsoft Loopback Adapter」を選択して、「次へ」を押下する。 * ループバックインタフェースがインストールされるので、「アダプターの設定の変更」で以下の通り設定する。 * 「Microsoft ネットワーク用ファイルとプリンターの共有」を無効化 * 「インターネットプロトコルバージョン4 (TCP/IPv4)」 * IPアドレス: 10.0.0.1 * サブネットマスク: 255.255.255.0 * デフォルトゲートウェイ: 空 * DNS: 空 * 「詳細設定 -> WINS」 * 「LMHOSTSの参照を有効にする」を無効化。 * 「NetBIOS設定」は「NetBIOS over TCP/IPを無効にする」を選択する。 ==== サービス設定 ==== SSH portforwardと干渉するサービスを停止する。 * 「サービス」の「Server」を開く。 * 「スタートアップの種類」を「無効」にする。 * 一度リブートする。 ==== SSH転送設定 ==== Tera Termの「SSH転送」にて以下の二つの転送設定を行う。 ^No^ポート転送を行う向きの選択^リッスン^リモート側のホスト^ポート^ |1|ローカルのポート 139|10.0.0.1|空|139| |2|ローカルのポート 445|10.0.0.1|空|445| ==== 確認 ==== * netstatにて、139, 445をListenしていない事を確認する。 C:\>netstat -na * sshにて接続する。 * 「スタート」->「プログラムとファイルの検索」にて「\\10.0.0.1」を入力して、「Enter」を押下すると、prisoner:desktopのsambaで共有しているディレクトリが閲覧できる。 ===== クライアント openSUSE 12.1の設定 ===== openSUSE 12.1, Xfce4.8のThunarでsambaをSSH越しで使用する。 ==== 環境設定 ==== === Samba Server === YaSTで以下の設定を行う。 * [Start-Up]タブで[During Boot]を選択する。 * [Identify]タブで[Workgroup or Domain Name]にVPS上のsambaと同じworkgroup名を設定する。 * [OK]を押下すると、[Enter the username and the password for joining the domain <設定した[Workgroup or Domain Name]>]と出るので、[Do Not Join]を選択する。 /etc/samba/smb.confの[global]に以下の設定を追加する。[interfaces]でloを指定しない設定にする。 interfaces = eth0 bind interfaces only = yes === Windows Domain Membership === YaSTで以下の設定を行う。 * [Membership]の[Domain or Workgroup]にVPS上のsambaと同じworkgroup名を設定する。 * [OK]を押下する。 ==== SSH転送設定 ==== 以下の通りに接続する。 # ssh <接続先> -L 139:localhost:139 -L 445:localhost:445 * port 139, 445が必要なので、-Lを二回行う。 * rootにて実施する。ユーザで実行すると「Privileged ports can only be forwarded by root.」となり接続できない。 ==== 確認 ==== * sshにて接続する。 * Thunarにて以下のとおり接続する。 smb://127.0.0.1/