samba over SSH
VPSのprisoner:desktopにsambaを導入し、ssh越しで使用する。
クライアント Windows 7の設定
ループバックインタフェース設定
ループバックインタフェースを追加、設定する。
デバイスマネージャにて「ネットワークアダプター」を選択し、メニューから「操作」→「レガシハードウェアの追加」を選択する。
「一覧から選択したハードウェアをインストールする。」を選択して、「次へ」を押下する。
「共通ハードウェアの種類」で「ネットワークアダプター」を選択して、「次へ」を押下する。
「製造元:Microsoft」、「ネットワークアダプター:Microsoft Loopback Adapter」を選択して、「次へ」を押下する。
ループバックインタフェースがインストールされるので、「アダプターの設定の変更」で以下の通り設定する。
サービス設定
SSH portforwardと干渉するサービスを停止する。
「サービス」の「Server」を開く。
「スタートアップの種類」を「無効」にする。
一度リブートする。
SSH転送設定
Tera Termの「SSH転送」にて以下の二つの転送設定を行う。
No | ポート転送を行う向きの選択 | リッスン | リモート側のホスト | ポート |
1 | ローカルのポート 139 | 10.0.0.1 | 空 | 139 |
2 | ローカルのポート 445 | 10.0.0.1 | 空 | 445 |
確認
クライアント openSUSE 12.1の設定
openSUSE 12.1, Xfce4.8のThunarでsambaをSSH越しで使用する。
環境設定
Samba Server
YaSTで以下の設定を行う。
[Start-Up]タブで[During Boot]を選択する。
[Identify]タブで[Workgroup or Domain Name]にVPS上のsambaと同じworkgroup名を設定する。
[OK]を押下すると、[Enter the username and the password for joining the domain <設定した[Workgroup or Domain Name]>]と出るので、[Do Not Join]を選択する。
/etc/samba/smb.confの[global]に以下の設定を追加する。[interfaces]でloを指定しない設定にする。
interfaces = eth0
bind interfaces only = yes
Windows Domain Membership
SSH転送設定
以下の通りに接続する。
# ssh <接続先> -L 139:localhost:139 -L 445:localhost:445
port 139, 445が必要なので、-Lを二回行う。
rootにて実施する。ユーザで実行すると「Privileged ports can only be forwarded by root.」となり接続できない。
確認
sshにて接続する。
Thunarにて以下のとおり接続する。
smb://127.0.0.1/