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vps:vps4th_09

VPSを中継した VNC over SSH

目的

SSHにてVPSを中継したVNC接続を行う。

操作されるPCの設定

VNCサーバ設定

VNCサーバとして、TightVNCを使用する。

  • サービスとして登録する。
  • [TightVNC Server Configuration] → [Access Control] → [Loopback Connections]にて[Allow loopback connections]を有効にする。

SSHクライアント設定

ttl作成

TeraTermのttlを作成する。ttlファイルをTTPMACRO.exeと関連付けする事。

sshvnc.ttl
connect '<接続先(VPS)>:<ポート番号> /ssh /i /auth=publickey /user=<ユーザ名> /passwd=<パスワード> /keyfile=<鍵をフルパスで指定> /ssh-R<VPS側のポート番号>:localhost:5900'
 
while 1
	yesnobox '切断しますか?' '接続中...'
	if result then
		break
	else
		messagebox '接続を継続します' '確認'
	endif
endwhile
 
sendln
sendln
sendln 'exit'
closett

転送(1)

図の「転送(1)」をsshvnc.ttlの/ssh-Rにて設定する。

  • <VPS側のポート番号>
    VPS側でVNC接続を待つポート番号を指定する。図では「6661」を指定。
  • localhost:5900
    操作される側のvncserverのポート番号を指定する。

その他のオプション

  • /usr
    操作する側がVPS接続時に使用するユーザ名と同じである必要は無い。

操作する側の設定

ssh接続

VPSへのssh接続は以下の通り行う。

ssh -i <鍵をフルパスで指定> <ユーザ名>@<接続先(VPS)> -p <ポート番号> -L <ローカルのポート番号>:localhost:<VPS側のポート番号>

転送(2)

図の「転送(2)」をsshの-L似て設定する。

  • <ローカルのポート番号>
    転送するポート番号を指定する。図では「6661」を指定。
  • localhost:<VPS側のポート番号>
    <ローカルのポート番号>への接続をlocalhost:<VPS側のポート番号>に付け替える。図では「6661」を指定。

vncクライアントによる接続

vncviewerを使用する場合の接続例は以下の通り。

$ vncviewer -bgr233 localhost:<ローカルのポート番号>
  • <ローカルのポート番号>
    ssh接続の<ローカルのポート番号>を指定する。

接続手順

  1. 操作される側PCにてvncssh.ttlを実行する。
  2. 操作する側にてVPSにssh接続を行う。
  3. 操作する側にてVNCクライアントを実行する。
vps/vps4th_09.txt · Last modified: 2019/06/16 15:16 (external edit)